マスターデータからデータを引用(VLOOKUP関数)

 今回はマスターデータからデータを引用するVLOOKUP関数です。
私の言葉だけだとおそらく意味不明だと思います。それでは早速、図を見ながら説明をしようと思います。
“入力シート”にB2~F8までデータが入力されているとします。単価や商品番号は予め決められているため、毎回手入力するのは面倒です。

 そして別シートで”マスターデータ”シートがあります。こちらには商品名・単価・商品番号がきちんと入力されているとします。

“入力”シートに戻ってE3に=VLOOKUP(C3,マスターデータ!C:D,2,FALSE)と入力します。・・・いきなり難しくなってしまいましたね。1つづつ解説していきます。
C3はキーとなる文字(検索値)を指定します。今回でいう”りんご”というキーワードから単価・商品番号を検索するという意味になります。

マスターデータ!C:Dは”マスターデータ”シートのC・D列を指定します。今回はりんごが検索キーワードのため、C列を一列目に指定します。C列ではなくBやA列を指定するとエラーとなってしまいます。

③”2“はりんご行から数えて2列目のデータを指定しますという意味になります。

④最後のFALSEは完全一致という意味になりますが、ほとんどこのFALSEの指定で問題ないと思います。というか正直なところ私はFALSEしか使ったことがありません!

そしてりんごの単価は100円なので自動的に引用することができました。

今度は商品番号も同様に引用したいと思います。先ほどと変更がある点は下記2点です。
①引用する範囲をC~D→C~Eに変更
②引用する列数を”2″→”3″に変更

無事に商品番号も引用することができました。

最後にE4~F8までコピーしましょう。はい、完成!・・・っと思ったら本気でミスってました。
すいかと入力されていますが、マスターデータ上ではスイカとカタカナで入力されています。ひらがなとカタカナは同じ文字と認識されないため、検索キーが完全に一致しないということでエラー(♯N/A)となってしまいました。なので品名をスイカに変更します。

はい、今度こそ完成!

このVLOOKUP関数についてですが、エクセルを使う上では必須関数ぐらいに考えています。なので皆さんにぜひ覚えてもらいたいです!もしできないな、困ったなという方がいらっしゃればコメントください!

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